重要なお知らせ
「弊社のディフェンダーに対する新たな取り組み」

2006年9月2日、新しくフルモデルチェンジされたディフェンダー(以下2007)が発表され、納入開始となりました。
同時に、御心配を御掛け致しておりますPre2006(弊社ではトラディショナルモデルと呼び)に関しては、ノンカタライザー排気ガス適合をクリアし、2007リリース以降でも、お求め頂く「規制適合車」の御提供に関しては凡そ御希望を全うして頂けよう状況に達しております。
その後も可能な限り、「規制適合トラディショナルモデル」の買付は続けておりますが、日を追うに従い、旧モデルであり、既に生産を終了しているトラディショナルは市場在庫が減り、ご紹介出来る数については減少しております。トラディショナルモデル御希望のお客さまは、中古車にても鋭意御案内申し上げますので、併せて御検討下さい。

トラディショナル(2005 〜2006 )モデルの御案内

ネオ ( 2007 〜)モデルの御案内


今後ディーゼル乗用車をお求めになるにあたり重要なことですので、御面倒乍らお目通り願います。

現在適用されております排気ガス検定制度では、Tdi / Td5 搭載車(トラディショナルモデル)なら、新車登録時の検定試験のみで八都府県規制に合致させられますが、2007モデルネオディフェンダーに関しまして、PMフィルタ/カタライザーを装備しないディーゼル車の新規適合はあり得ません

弊社は既に、今後発表される後継車種の販売準備作業を終えました。ニューモデルのエミッション等の如何に関わらず、ガス検適合検定受検料として、これまで登録諸費用の一部としてお支払頂いていた費用ではとても済まなくなります。別ページにカタライザを御紹介致しておりますが、今後規制地域でこのクラスのディーゼル車を使用して頂くにはそれが必須です。
モデルチェンジがされたところで、結局そのために高額化することは、これまでの同社製品をみても明らかすぎる位なのですが、さらにそれに加え、日本の人口の8割近くを占める規制地域に提供するそれらに対し、全てにその装置を加えねば検定自体が受けられなくなります。それは、もし南アやブラジルのローバー工場でディフェンダーTdi / Td5が再生産され、それをお求め頂くことになっても、応分に必要な装備となります。
ご覧の通り、総額150万円に及ぶその装置の設置・検定受検を、日本の総人口の8割近くを有するそれら地域がある状態でオプション乃至は諸費用として計上するのは、甚だ無理があるのではないかと考えております。適用除外地域への登録納品に関しては、必須ではないこれらを予め装備しないのは可能ですが、もし転売をされる場合に、多人口を擁する規制地域への販売は不可能に近くなります。それはまさに価値の逸損と云うべきでしょう。そればかりか、現在大型車が受けている侵入禁止地域規制は拡大され厳格化しております。
日本は自動車産地であり、この価格帯は高級車です。その高級品が、ローカルユースに帰結させられることは、遺憾でもあります。

ディフェンダーであれ何であれ、その後ディーゼル車はPMフィルタ/カタライザーがなければ、規制地域内での新規登録は不可能となっています。何もディーゼル車への締めつけが、以前の改正で終った訳ではありません。着々と、新たな規制策を模索されております。モデルチェンジに伴い、Tdi / Td5何れのエンジンも終了となりましたが、それら云々に関わらず、規制は厳しくなる一方で緩むことはありません。当然乍らモデルチェンジなり新モデル投入に伴う値上げがあるものですが、その幅を凌駕する経費が車輌の登録に必要となる時代が来ます。総額の増加は、相当な額になってきますので、予めお知らせ申し上げます。


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