DEFENDER 2020

謹告 2015年5月15日（現地時間）、ランドローバーより正式な通告がありました。遂に、90/110共にXSハーフレザーシート仕様の受注が打切られました。 その後、本日6月9日、全車種・全グレードの生産予定総数完売の報知に至りました。 1958年に始まった、戦争を知らないオフロード4X4の時代は、これにて完全に終止する運びとなりました。 なお、弊社では、在留新車の探索は継続して行なっております。新車を御希望のお客さまにむけて、逐次ご案内をさせて頂いておりますので、お早めに御検討・御申込みの程お願い申し上げます。

ディフェンダーをお望み、または現在御愛用頂いております皆様へご案内です。 既に各所からいろいろ情報をお持ちの方も多かろうと存じますが、２０１３年１０月７日、ジャガー・ランドローバー社広報ニック・オドンネル氏の発表により、２０１５年１２月、英国ロードレーン工場に敷設したランドローバー・ディフェンダーの生産ラインを最後にこのモデルを終了することが確定致しました。後継モデルはありません（Birmingham Post誌翌日付）。 ディフェンダーは、非常に長く使用される車です。実際にそれを可能にする性能が備わっています。 大変分かりやすいボディの構造は整備がし易く、重量に比べ頑丈なコンポーネントが絶対寿命を延ばしています。それらを見せつける最終最後の装いが、お色なのだとも了知しております。 弊社は専門店としての責任を感じ、各色実車の在庫展示を心がけています。カタログだけではお伝え出来ない英国伝統の色や新色を直接肌で感じて頂き、長い伴侶として、また、或いはお手から離された後も市場を通じて人々へ伝統あるディフェンダーの雰囲気を伝えて頂く為にも、実車の色を誠実にお伝えし、末永く日本にディフェンダーを生き残らせていきたいと感じております。 お求め前に、様々な装備を寄せても、最終的にお車の存在感や価値観は外装の色で様変わりして参ります。自動車の大産出国である日本でさえ、色みを誤り短命に終わったモデルは沢山あります。 弊社と致しましても、英国本土外にあるランドローバー生産拠点やノックダウンにて提供されるディフェンダー（或いはこの姿を持つ他銘柄）がもし残されるなら、引き続きの御提供を模索しないでもありません。しかしそれには改めてのエミッションや保安規準への適合を始めとする多くの対応作業があり、製品の信頼性や継続性を鑑みると必ず本国品同様の御提供が叶うかという点に於いて、まだまだ学習の余地がありますけれども、経験を基に申し上げるなら、殆ど困難に近いと感じざるを得ません。 また最近目立っている個人輸入代行のように、初期整備を受けられたり、固有の診断機を持つ、事後のお手当が提供される整備工場への誘導もないまま価格だけを見させて販売する等に関しては、長く日本の路上にディフェンダーを残していくことを考えると少々無理を感じる方法です。頑健頑強を目して作られる如何なる品物も、機能性能を温存し得る保守整備手段が提供されない限り、使い捨てに終わりかねないでしょう。このようなお値段のお車に関して申すなら、大体そのようなことになる可能性がある方法は避けられねばなりません。 故に皆様にお薦め出来る今最良の方法として、是非とも、「よく御覧になって」お気に入りの１台をお決め頂き、末永くお乗り下さい。弊社では、仮令如何なる状況が齎されるにせよ、常に長くディフェンダーを御愛用下さる皆様へのサービスサポートに万全を期す姿勢でお待ち申し上げております。

ファイナル・モデルイヤーカラーを御案内します。 青色系タマールブルー・ロワールブルー及び赤系フィレンツェレッドが廃止となり、スコシアグレーとモンタルチーノレッドが追加。青色系を一切排したグレー／グリーン系とレッドの構成となります。内装トリムは４種類です。 DEFENDERの２０１５最終モデルイヤーでは、ファイナルリミテッドとして、内装２トーンのコントラストレザーシートが、選択できます。 2014年現在、ランドローバー社では、早くも２０１４年製造予定車は完売してしまった実情から２０１５年生産分を前倒しで受注開始しております。納期は、２０１５年春になる予定ですが、御発注は１４年６月中を目処としてお早めにお願い致します。 カラーは、ＰＩＭＥＮＴＯ（赤）ＴＡＮ（茶）ＬＵＮＡＲ（灰）の３色です。 ヘッドレスト一体式のプレミアムシートをベースに７席、シートが２トーンカラーになります。印象は、レンジローバーオートバイオグラフィーやイヴォークのような、妖艶な内装です。 価値ある、ファイナルリミテッドのコントラストレザーシート。 是非、貴方だけの夢のディフェンダーを、お持ち頂きたく存じます。

2006年9月2日、新しくフルモデルチェンジされたディフェンダー2007（ネオモデル）が発表されました。 弊社では、その後も、Pre 2006モデル（弊社ではトラディショナル（トラッド）モデルと呼び）に関しては並行して供給に関する努力をして参りました。しかし、年月の経過はことのほか強力であり、また流通の実情からも鑑みて、ユーザーの皆様に対し、仮にも新車を謳ってご紹介出来る案件の発掘は、限界に至りましたことをお知らせ申し上げます。 今後トラッドモデル新車・未使用車に関しましては、英国を中心とする世界からの暢達御紹介を含め、有用かつ責任ある情報を得次第の御案内となりますこと、御了承下さいませ。 今後、トラッドモデル提供可能在庫車輌は、発掘逐次におきまして、 中古車御紹介ページにて御案内申し上げます。 トラッド仕様参考資料は、レファレンシャルにてご覧下さいませ。