ビリング ランドローバーフェスト2014
ノーザンプトン・ビリングアクアドローム
2014年 7月 25〜27日

探訪記録

今回は、ビリングショウの他に少々寄り道の目的がありました。各国からの軍用車や公用車輌の製作や、コレクティブを蒐集再生する専門の会社の訪問です。日本では商習慣の関係からこうしたニッチ需要に対応する仕事は無理に近いもの。我々も、来年のディフェンダーターミネートに向けた展開を模索する為活動中。請う御期待。
広いヤード内には、新旧の様々な公用車輌群。ここでは新車の製作は勿論、使用中の車や建設機械・特殊作業機械の再生修理も行います。
ユーザーは、必ずしも政府や行政に限りません。業務の特性に合わせ、改造・新造を行うのです。

キャタピラ製の鉱山用ダンプに装軌作業車。

誰がどこで使うのか、観てみたい気持ちです。

巨大な、八輪駆動トラックや、戦車輸送用の大型トレーラーもあります。

愈々買い手を見てみないと気が済まなくなります。

それ、しかもこんなにも沢山あるんです。

全部平ボディ。何に使うんでしょうか。

こちらはランドローバーも得意です。

ずらり並ぶのは左ハンドルの110PU新車群。顧客として多い右トラフィック各国向けの改造ベース車です。

Tdi車もまだ持っているようです。

完成済MOD改造車がありました。左ハンドルです。
左ハンドルのウニモグも待機しています。

つまり、主に外国向けの仕事をしているのです。

ベースはどこの何か分かりませんが装甲車に改造されています。分厚い防弾がラスで運転台を守っているのが分かります。
ハーレーダビッドソンは何もVツインのオートバイばかりを売っている訳ではありません。但し、必ずしもHD製品とは限りません。昔販売していたモペッドはイタリア製品のOEM。これも他所から持って来たもののようです。

高所作業車のような特殊車輌が本来は得意な会社です。

ボルボベースの産業車輌が沢山あります。今どき珍しいボンネットトラックですが、今でもちゃんと用意されています。

ゴルフカートのようなもの。こんなのを、航空母艦の中で見たことがあります。

放出車輌もあります。この会社のコレクションは壮大です。

なんとウィリスMBを発見。他にも種々ありましたよ。
挙げ句に、馬車も。
ここまで揃いが良いとグウの音も出ません。

タンクローリーのベースは多分スカニアと思われ。

ワークテレインタイヤは、コンシュマーベースにはなかなか届けられることがありません。ここでは確保し用意しているようです。

雪上車も数種類あるのが分かりますか。ユーザーのいる地域の得意車を求められるようにしているのでしょう。

中でも左側の型はこの会社御得意の車種と思われます。沢山ありました。

トラポンしたまま売る様子もあります。セット売り?なんでしょうか。

マニアにはタマラナイでしょう。ウニモグはいろいろなものに生まれかわります。

ジェット推進のミサイルは、多分売り物ではありません。

放出車輌の在庫は豊富なようです。右ハンドルばかりでなく、左もあるので、広く集めています。
新車はそのままでも売りますが材料でもあるのでかなりのストックが。
戦車、自走砲と、なんでもござれ。こういったものの修復や部材の作成もやれるそうです。

何か、ジェット機のようなものまで。トラポンにのっかっているところがまた凄い。

居並ぶ中古車群の突端にはストレッチシャシのシリーズ1。これは、珍しい。

ヤードには他にも、やはり普通でないディフェンダ−が沢山並んでおりました。日本に紹介したいものがどっさりです。

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