フットワーク系カスタマイズはアクロバットやオフロードレースへのトライアルを目して施されます。かなりコストが掛かるので、ショウカーユースのみというのでは物足りないでしょう。
昨年も御覧に入れました、縫いつけで見た目のボリュームアップという、ドレスアップの新たな方向性を見せているディスプレイです。
意外にもドアには手をつけていないので、ブリスターフェンダーの一種。
このグリルはもうお馴染みで限定仕様車には順正採用されています。
車高を最低限に抑えてヘッドルームを稼ぐポップルーフの中でもこれは確実に容積が増える方法です。
左は上のキャンピング車の内装。右はルーフポッパーをケージに直接取り付けた例。
G4チャレンジ車は近年、市民権を明らかにしています。オレンジ色が非常に目立ちますのでこの一角は厭でも華やぎます。
新しいイベントなので車も新しい。当たり前ですがほぼ現行の車が多くなります。
やってることも少し違うので見た様子も違います。
WRCラリー車やパリダカール車のように公道に戻すのに苦心するものと違い、こちらはそのまま復帰します。
キャメル車との違いは、色見の他は殆ど、普通の各々の車種そのままで飛び抜けて何か違う感じはしません。
今回はキャメルに会えました。
いつも趣向を凝らしたキバツナディスプレイを見せてくれます。
最近は真似をするグループや業者もちらほらいるようで。
キャメルは猛烈に面倒臭い場所でのプログラムでした。そのため車はかなり込み入った装備を見せています。
元々ディフェンダー中心の構成でしたが、終盤のイベントにはディスカバリーも多く使われました。
半裸の旦那。担いだタイヤにビニール袋。物凄い出で立ちですがこういう人は余りいません。
ランプを埋込んだバンパーは、手軽に車を賑やかに出来そうでいいですね。
リビルド部品やエンジンがあるかと思うと、普通に現車から外されたままの中古部品もまだあります。大きなユニットは中古を使うとなるとそれなり以上のリスクを伴いますが、旨くいけば安くもつきます。
中古エンジンはミッション付きで出されることが多いのです。
エンジンの負荷を最低限にし損失を最低限にするため極限まで肉を削がれており、設計寿命的にはエンジンとほぼ同等か、或いは二万キロ程の余裕を持たせている位です。よってエンジンとミッションは先ず同時に交換する方がよい。エンジンに何かあれば、程なくミッションにも何か起きるというようにつくられているのです。よってこの組を理由なく分別しない方がよりよい結果に繋がります。ミッションのリビルトは一般にエンジンよりも難しいとされています。ミッションリビルトメーカーの数はエンジンの四分の一程度です。そのようにサービスサイクルを見出せないユニットですから、自動車メーカーの多くは生産終了モデルのミッション部品の一部を二十年程度で供給しなくなっていきます。そのリビルトはそうして失われた部品作りが叶う人にしか出来ないのです。
前の頁で「おおあり」とお話ししたディフェンダーの後側トレーラーのことですが、このとおり。
見通しがさわやかになります。
大変雰囲気をよく伝えているウッドクラフトがありました。
左の木目のを、ちゃんと塗って仕上げると右のようになる訳です。
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