油種違い多発!
給油種指定デカール・リッドカバー

間違えられると半日潰れてしまうのです。

ディフェンダー、特に110はガソリン仕様は殆どないのです。
しかし、逆にガソリンが多い90のことをよく記憶されています。その為、油種違いが発生する可能性が高くなります。

「軽油」というのを張っておくのも手ですが、なんかちょっと浮いてしまいます。これは、格好良く収まりますし見かけもグッド

白文字と赤文字、黒文字の仕様がありますので、お車の色に合わせて目立つように使って頂けます。

価格:1250円

お問い合わせはこちら
ついでに、リッドカバーで油種指定

給油口に張ってあっても「見落とされたら」同じこと。

これなら、リッドを取り去る時にも見て貰えますから、ダブルアクションでアピール出来ます。フュ−エルキャップの保護にもなりますし、フツウのクルマにはリッドカバーがついているのにディフェンダーにはない..とお嘆きの方にとってはお車のアクセントにもなります。

価格:4630円

お問い合わせはこちら

部品トップへ

油種を間違えられた!と思ったら...。

大分残量があってのトップアップなら、そんなに大きな問題にはなりません。カラカラに近くて満タンで攻め込んだら...。

ガソリンは軽油に比べオクタン価が高く、液体の侭で圧縮空気の中に噴射出来たとしても思うように燃えてくれません。大体結構な容量に400気圧程度の圧力を掛けるのですが、ガソリンは伸び縮みが大きく「クッション」になってしまって、ヂーゼルエンジンのからくりではポコポコと突き戻されるだけで噴射圧力に達することが出来ないのです。その為ガソリンの燃焼室直接噴射が難しく、長い間インテークベンチュリ噴射を採用していたのです。三菱が「GDI」を長く自慢していたのはそれ故です。

ヂーゼルエンジンも昔のもの(Tdi迄)なら、ガソリンが巡ってしまっては噴射ポンプが押してもガソリンがクッションになって潰れてしまう為噴射出来ませんから、燃料ラインと噴射ポンプ内部に残っている軽油を焚いてしまうとシュポシュポと止まってしまうことになります。つまり、結構余計に走ってしまうのです。
Td5以降のコモンレール式では、予圧チャンバーの中でそれが起きますので予兆なく停止します。ガソリンスタンドがまだ見えているかも知れません。

エンジンが爆発すると思う人もあるようですが、そうしたハッキリした問題に繋がらないので、実際は物凄い件数(何処でも毎日ハット・オットはあり、三日に一度は町内の何処かがヤッチャウという話)の間違いが発生しているのですが報道もされていません。
突然のエンジン停止は高速道路や往来の多い道路では追突事故を誘発する可能性もありますし、パワーステアリングの動作が止まる、ブレーキバックアップがなくなる等、操縦上致命的な不自由が突然発生し、自身が直接事故原因になる恐れもあります。何か変だと思ったら、ギヤをトップに入れてエンジンブレーキ状態の侭ブレーキで減速し乍ら緊急信号の後路肩に停車して下さい。ニュートラルにすると直ぐ止まってしまいますのでパワステ等が回せなくなり危ないです。

半分半分くらいだと「全然、走らなくなったな...」と弱っているうちまた給油が来て軽油を入れたら段々直ってとなってしまうものです。ただその間の燃料は無駄ですよ。

国産では規制適合ジーゼルもそろそろ出揃ってきておりますが、全体に先の規制で一時的乍ら大変少なくなり、ガスステーションの給油担当も結構入れ替わり、新しい人では乗用車状のクルマにヂーゼル車があることを認識していない人もいます。思い込みは全てのトラブルの元です。交通事故でも大抵は「だと思った」が原因です。人間のやることですからそういうことはあっても然りです。だからこそ、何時もアブナイと警戒して下さい。ヂーゼル乗用車は「稀少車」なのです。

先ず、給油を依頼する時は必ず「軽油」と、面倒でも指定して下さい。セルフの時は、「黄色いスパウト」であることを確認して、軽油ヨシ!とでも称呼したほうがいいかも知れません(セルフ給油に間違いの補償はありません)。

もし、フルサービス給油で軽油と指定したにも拘らず問題が起きてしまったら、即座にその給油所に連絡して下さい(領収書は捨てないで下さい!)。間違いの責任は取ってもらえることになっていますが、代車等の用意はないので、遠い出先でならそれも直ぐ交渉しましょう。レンタカーを用意させれば良いのです。
対処としてはクルマはもうそこから動かさず、燃料を入れ替える為整備工場へレッカー乃至はトラポンで運ばせます。行楽シーズンの連休では、とても長く待つ必要もあり、況してクルマをとりにまた出向く等不便な話ですから、届けさせ代車と入れ替えさせる等のことをその時きっちり固めて下さい。
現場で見つけたら、直ぐに燃料系統全ての燃料を入れ替える措置を、エンジンを始動する前にさせて下さい。上記とほぼ同じ内容です。
そして、これは必ず、事後それが原因と思われる不具合(燃料ポンプ、噴射ポンプの不調や、カタライザの燒損が起きる恐れがあります)が発生したら補償することを、口頭で無く念書で取り交わしておいて下さい。滅多にありませんがパッキン等が溶けてしまったりして出力が出なくなることがありますし、カタライザがやられていることは車検迄分からないものです。何れも結構多額の修理費が必要になります。

筆者の宅に程近い燃料屋さんでは、コレの逆をやってしまい(Superchargedというのを見てターボヂーゼルだと思ったらしい)、所有者からエンジンと燃料タンク、ポンプ類や全ての管等燃料と排気が関与する一切を交換しろと謂われ、仕方なく700万円近い費用を投じ応じた例があります。燃料販売店関係の方は充分注意して下さい。