ディフェンダーのクラッチは重い・・がそれ故にタフなので
タフさを活かす
強化型クラッチシステム

クラッチは、重くてもシャープに動作を体感出来ればストレスにはなりません。軽くてもどこで切れて繋がっているか分からなければ疲労に繋がっていきます。クラッチなんて皆同じと思っている人は、自動車のクラッチを「パーツリスト展開図」程度しか理解していない証拠です。
よいものは、ダイヤフラムスプリングのエッジの研ぎ角から撓み始めの性能迄細かく追求し、僅かばかりの有効作動距離に人間の五感にやさしく、訴えかける味付け迄も盛り込みます。
ワイヤー作動のクラッチには、どうしても遊びがありますから、微妙なところでのアクションが分かり辛く、それがラフドライブを生みます。ディフェンダーはハイドロリックで本来踏んだ分だけちゃんと動いていますし、クラッチユニットの性能は最高レベルなのですが、作動システムの部品各々にはまだまだ改良の余地があり、それを進行させればより良くなっていきます。
メーカーが「良いつもり」になっているものでも、ユーザーレベルでもっと良くしたいものは一杯あるものです。各々を自分のものにしていくのも楽しいものですよ。

セットでの交換は、より確かに性能向上を体感し耐久性を高める選択です。お薦めします。