ホースエンド迄、ステンレスを用い、錆を完全に嫌ったブレーキホースの完成です。ステンレスのアウターメッシュのお陰で、ホースの膨張がなく、タイトな制動フィーリングが得られ、また、気持ちブレーキが早く効きはじめるような感じを得ます。が、なにも制動距離が大幅に縮まるものではありません。しかし、人間はフィーリングの生き物。お医者さまに掛かっても、「どんなカンジですか」と問診されますように、どう感じるかどういう心地かにその生命の全てを賭けているものですから、掛けたい時に掛かっているブレーキ、という気持ちの良さは重要です。
クラッチスレーブシリンダー用も出ます。リンケージ式のような、タイトなクラッチフィールを得られます。こちらは信号の度に5回は踏む、上り下りで一度づつと、そらぁ物凄い操作回数ですので、このタイト感は感じ以上に疲労の減少に繋がります。