トゥーム・レイダー ララ・クロフト
＜この宇宙には、万物に相応しい時と場所がある。今こそララ・クロフトが活躍する時だ。＞
美しくタフな女性、ララ・クロフト（アンジェリーナ・ジョリー）は、類い稀な才能を持つトレジャーハンター。今日も相棒の天才プログラマー・ブライス（ノア・テイラー）の造った大型戦闘用ドロイド相手に実践さ乍らの戦闘訓練に興じている。
そんなある日、ララとブライスは、20年前に失踪したララの父クロフト卿
（ジアン・ボイト）の隠し部屋から不思議なアンチーク時計を見つける。その中には、星座表と謎の数列が隠されていた。その瞬間、ララの脳裏には一つの情景が浮かび上がる。彼女が幼い頃、父はイルミナーティ（光の人々）と言われる秘密結社について話した事がある。『彼等は時空の扉を開ける鍵となる「Holly
Triangle」を探し続けている。それは隕石の水晶物質によって作られていて、五千年前に滅んだ古代都市スパイラルシティの闘いに使われた後封印された。もし、再びこの破片が一つになれば、人類の運命は永遠に変わるであろう』と。その時計は世界に天変地異を齎すと言
われる五千年に一度の「グランドクロス（惑星直列）」によって強大な力を発揮する。古代の秘宝「Holly
Triangle」への手がかりだったのだ。ララは、愛する父の遺志を引き継ぐ為、仲間のブライス、ア
レックス（ダニエル・クレイダ）、執事のヒラリー（クリス・バリー）と共に謎解きを始める。しかし、彼女の宿敵であるマンフレッド・バウエル（イアン・グレン）もまた、この機会を狙っていたのだ。完全な日食が始まり、「Holly
Triangle」が最大の能力を発揮するグランドクロス迄ララに残された時間は48時間。運命は彼女達をロンドン、ベニスからアンコールワット遺跡、そしてアイスランドへと導いていく。ララは謎を解き明かし、世界を救う事が出来るのか。スリリングな冒険が今、始まる。
