ランドローバー・ディフェンダー
カスタムキャビンワーク

これは、ドーモビル?。いえ、ワンメイクのディフェンダーのキャンピングカーです。
ディフェンダーのキャンピングカーといえば本場イギリスの有名メーカー、ドゥモービルが御座います(クリーブランドは日本唯一の正規代理店です)が、こちらはそのイメージをベースに作成しました。本家をしのぐ完成度を自負しております。
内装は大きなベンチソファーにポップアップルーフ、カセットコンロ付きのキッチンと大人が3人は楽々就寝できる空間、また、一人でドライバーズカーとしても使用できる様にフロントの2席はノーマル状態です。
オーナー様は走行8000キロの超低走行のTD5車をベースに莫大な改造費を費やし、世界に一つだけのキャンピングカーとして完成致しました。

ドーモビルに買い換えてしまうという考えは確かにあります。しかしオリジナルは大変高価なだけでなく、生産量が極めて少なく、思いの丈を具現するに余りに長時間が必要になるのです。では中古車を輸入して、という考えも現れましょうが、ヨーロッパではキャンピングカーは本格的な週末別荘として機能する傾向にあり、走行距離は大変大きくなりがちで、持って来てからの不調が懸念されるのです。
たまたま御愛車が低走行ということもあり、それを買い替えると云うのは少し考えものです。別の車種のキャンピングカーの多くはキャンプ仕様に特化しているものが多くなってしまいがちで、デイリーユースにはこれまた不便でもあります。
多少屋根高さは上がりますがキャリア設置分と余り変わらないポップルーフタイプであれば、普段使いのお車としての性能はほぼそのままです。ドーモビル中古車より安心なのは、何しろ使い慣れた御愛車なのですから当然です。
輸入車ですので、このようなソフトメンタルな部分も大きな必要性となって来ます。日常身近にお使い頂けることも、多数のお車の保管に困難がある都市部では、ことのほか重要な性能となって来ます。

またオリジナルドーモビルに匹敵するアイテムとして仕上げること程度は我々にとってたいした難儀とはなりません。
こうした完成度の高い改装はお車の価値をむしろ高めます。多額を投じて愛車を手直しするのですから、その後が所謂「改造車呼ばわり」というのでは余りに不憫です。我々は決して安売りはいたしませんが、その代わり、絶対の御満足と、絶対の高付加価値をお約束出来るお仕事を提供します。

英国より特製部品を輸入、内国で製作します。御予算的には300万円前後、お車の現況により多少増額あります。改造および構造変更申請・用途変更なども同時に行います。製作後は新規登録となり車検は二年、製作した時期により、次回車検スケジュールが移動します。現車の定員によっては変更が伴いますので御了承下さい。税額は現況1ナンバー車の場合は3ナンバークラスと同等への増額となります。ディーラー限定の110の場合は同時に排ガス適合申請と工事も行うことをお薦めします。長期の工期のうちに厄介なことを合わせてクリアしましょう。適合受検は別途料金、お車の状態により差違が生じます。

製作風景

このお写真の、助手席の後ろをよくご覧下さい。
本家ドーモビルはHT車体をベースとします。そのため、後席への乗り降りはテイルゲートからに限られます。しかし、こうしてお造りになると、何と、いつものようにリアドアから乗降出来るのです。
お仕事の合間に愛車でティータイム、ホテル要らずのご出張というような一寸特別なマイルームを携行できる。でもその代わりの不便は容認し難い。贅沢な御希望も、同時に叶います。

製作御相談は随時承っております。お電話或いはEmailでお問い合わせ下さい。