ショウを訪れて

恒例化していて、目新しさは特段感じなくなっているビリングショウ。でも何故か惹かれるものがあるのです。

ランドローバーは、常に斬新ですが、古臭い一面もしっかり持っているクルマです。ストイックに、四輪駆動の「普通車」にこだわり、他を顧みない勇敢さと、それを支持する多くの熱意。それをここに出向けば肌で感じられるのです。

世界を取り巻くクリーンそして低燃費の波は、勿論ランドローバーにも押し寄せています。それに背を向けていては生き残れない業界なのです。しかし、それらの要求にも真面目に取り組み、四駆のリーダーとしての仕事を立派にこなしています。それは、タタも先刻承知でランドローバーの将来を買っているのでしょう。

戦後の復興期に生まれ、60年間世界の再興を、製品を通して見つめ、製品を以て支えたランドローバー。百年に向けて、新たな道が拓かれて行きます。

永遠の名車と、それを生み出す名門を誇る英国人たちが集うビリングのショウ。売る人買う人世話する人、そしてそれらを見つめる人。情熱は受け継がれるものです。私達は、売り、買い、御世話をしますが、つねに見つめる人でもありたい。そう想ってここを訪れます。

また来年。

弊社社長と、今回道連れをお願いした方です。おつかれさまでした!。

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