盲点.....みたことありますか?。転ばぬ先の杖です。
クラッチ作動ライン循環清掃・フルード交換


抜き取り乍ら、下から引きます。ご覧の通り、使用済はマックロケ。


仕上のトップアップ。きれいなフルードになりましたね。

案外見たことない人多いんじゃないでしょうかね、クラッチフルード。
そりゃ確かにブレーキほどシビアに思われていませんが、フルードには、元々フルードに弱い各シリンダーのラバーやホースを保護する薬液がブレンドされていますが、それが経年劣化で弱って来ますし、汚れの成分の多くを占めるパウダー系物質が、ラバーのみならずシリンダー自体にカジリ込んでいきます。すると、ピストンシール、特に下に位置するスレーブシリンダーのシールが先なんですが「バシャッ」と切れて、ハァィそれま〜で〜ぇよぉぅ...となり、レッカー移動をする結果に。

この作業、ボンネット上だけに留まりませんので、クラッチラインからの漏れ滲みは勿論、ホース劣化も点検出来ます。

おヒマなうちに手をつけましょう。引き抜きの時に汚れを洗いますので、従来の抜き落とし交換に比べると清浄性が高くなります。車検と同時にやろうとすると作業が込み入りこういう時間の掛かる仕事は出来ませんから、先にやりましょう。

要予約・価格:3200円とお得

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5万キロ以上走っているお車には、既に結構進んでいますので「バシャッ」に事前に対処するため、この作業と同時に、スレーブシリンダーのスペアとフルードのスペアを御用意になることをお勧めします。それさえ有れば、もし起こってもSSで交換・復帰可能です。