LAND ROVER DEFENDER
2007 New Model

以下、2007年モデルとして、06年9月2日発表された、フルモデルチェンジディフェンダーです。
初回リリース予定車輌の写真を交えて御説明申し上げます。

外観上は、ウィンドシールド下にあったベンチレーターがないことを除きトラディショナルと大差なく保たれています。最終的にランドローバーのアイコンルックを守ることが選択されました。

リヤビューも大きな変化を避けています。アタッチメントの流用性等を考慮されています。

大幅に変更されたのは内装とエンジン、トランスミッションです。6段変速マニュアルミッション・トランスファを一層イージーにコントロールできるレバー廻り、モダナイズされたインスツルメント・コントロールパネル、標準装備の大容量フルオートエアコンが奢られ、これまでと一転し高級オフロードビークルに昇華させました。

シートは材質もシステムも大きく変わります。基本的に本革シート、フルトリムセカンドシートは6:4リトラクタブルです。七人乗車モデルのサードシートは二名分、前方着座フルリトラクタブルとなります。

110SWは標準で高級なパターンになり、なおかつ折畳み動作をスプリングでアシストする非対称分割の後部3座をもつ5座で、写真のサードシートがオプションとなり、これを設定した場合の定員は7名となります。110CCPUと130にも、改善された後部座席が装備される5座、トラックの後部座席といった乗り心地とは無縁のものとなりました。両サイズともHT・PUモデルは、従来通り2座となります。

サードシートに関しては、これまではワンマイルシートと諦めるしかありませんでしたが、ニューディフェンダーにおいてはツーリングシートそのものとなります。長い時間の乗車にも疲労を感じません。

なお、5名乗車モデルをお選びになると、今迄同様の広いラゲッジスペースを求めることが出来ます。

エンジンは、フォード4気筒電子制御2400ccヂーゼル「プーマ」・122HPを採用し、ランドローバー呼称として「ELD」とされました。90%の出力を2200〜4350rpmで得ることが出来、360 Nm (265 lb ft) の最大トルクを2000 rpmで、 315 Nm (232 lb ft) のトルクを1500 rpm から 2700 rpmの間で取出せ、プログラムプリセットチューニングはバリュアブルとなっており、世界各国の規格の燃料で全く違いなく性能が発揮出来る、最先端の高性能エンジンを搭載されるに至りました。コンピューターによる完全な出力制御と相まり、這うような低速から、取り残されない高速迄を自由に駆使出来ます。ぶんぶん吹かしてタッチミートクラッチで凌いでいたギャップもアクセルの一発で乗り切れ、快適な高速クルージングも可能にしました。
ガッチャンゴッチンという感触のシフトはクリッキ−にモダナイズされ、6段変速の幅広いレシオはエンジン性能と相まり大変使い易く、まさに現代のクルマへ大きく進化した印象を拭えません。

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